ネコ氏、「猫じゃない」疑惑に対しての記者会見を行うと発表

いつもと変わらずゲーム内で演技を行うネコ氏(右)= 1日午前9時すぎ、記者のスマホ内。左は一般的な猫(写真の猫は本件とは一切関係ありません。)

 一部でカルト的な人気を誇るスマホゲームアプリ「にゃんこ大戦争」(ポノス)に出演するネコ氏(年齢不詳)は1日、「本当は猫ではないのではないか」という一連の疑惑に対し、記者会見を行うと発表した。 ネコ氏がゲーム出演以外で公の場に出るのは初めて。

 2012年11月のアプリ配信当初より、その猫らしからぬ姿かたちから「猫ではないのではないか」という疑念をもたれていたものの、ゲーム自体のヒットの影響もあり、それほど大きな問題には至らなかった。しかし、今年に入ってから、「やはり猫に見えない」「実際の猫の動きと異なる」「どう考えても猫じゃない」等の意見がインターネット掲示板を中心に広がり、様々な憶測を呼んでいた。

 事態を重く見たISN(International Society of Nyanko:国際ネコ学会)では、この問題についてネコ氏と延べ30回にわたり協議を行った結果、このままでは生物学上の猫の定義に影響しかねないと判断。記者会見を開き、直接様々な疑惑にこたえるという形で事態の収拾をはかるというネコ氏側の提案に、最終的には譲歩する形で合意に至った。

 一方、アプリにネコ氏を起用したポノス社は「報道で知った。現在、本人と連絡をとり、事実関係を確認中。現時点では弊社に責任は無いと考えている」とコメントしている。

 記者会見は1日18時より京都のポノス本社で行われる予定。

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